学資保険イメージ

学資保険は子供へのプレゼント

我が家は周りから見ても、決して裕福な家庭ではありませんでした。
父は小さな町工場を経営していました。
父も母も毎日夜遅くまで必死に働いていましたが、経営は苦しかったようです。
小さい頃から私はピアノが大好きで大学でも音楽の道に進みたいと考えていました。
ですが、音大に行くにはお金がかかります。
両親には、ピアノを習わせてくれただけで感謝しているのに、音大に行きたいとは言えませんでした。
そんな私の気持ちを知っていたのか、母が「心配せず自分の進みたい道を進みなさい」と背中を押してくれました。
その言葉が嬉しかったのですが、私が望む大学は私立で更に家から通うことができない距離であるため、アパート代もかかることが悩みでした。
すると翌日、母が「パパからのプレゼントだよ。毎月頑張って貯めていたんだよ。」と、1枚の証書を私に手渡してくれました。
それは、学資保険の証書でした。
その証書を見ると、私が生まれてから1度もかかすことなく、2万円ずつ積立をしていてくれました。
私は感謝と後悔で涙がポロポロと流れてきました。
それは、物ごころがついた頃から私は父のことを避けていたからです。
何時もボロボロの服を着て油まみれになりながら働く父のことを、恥ずかしいから周りに知られたくないと思った時期もありました。
ですが、父はそんな私のことを大切に思っていてくれたのです。
毎日の生活が厳しい中、父は私のために積立をしてくれていました。
思えば、私が幼かった頃父は煙草とお酒が大好きでした。
私がピアノを習いたいと言った後、父の煙草の本数は激減しました。
そして、景気が悪くなってからは大好きなお酒を飲んでいる姿を見たことがありません。
それなのに、父は一度も私にピアノをやめろと言ったことはなかったのです。
父は私のために、ボロボロの服を着て油まみれになり働いてくれていたことに、やっとこの時に気がついたのです。
私は、直ぐに父の元に行き、謝りそして感謝をしました。
すると父が「親が子供のことを思うのは当たり前だよ。」と言ってくれました。
その日以来、父とのわだかまりは解消され、私の尊敬する人になりました。
私はそんな両親の支えの元、見事希望する大学を卒業することができ、今ピアノを教える仕事についています。
昨年、私に第一子が生まれました。
自分の両親のような親になりたいと思い、私も子供が生まれて直ぐに学資保険に入りました。
何時か子供が夢を見つけ、その夢を叶えるための足しになれば良いと願っています。

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